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今日も野球日和

第13回 41歳黒田、さらなる進化を
        チェンジアップの完成目指す

春季キャンプ便り〈沖縄編〉


大瀬良(右)に指導する黒田

 日南から沖縄市に舞台を移した広島のキャンプは、オープン戦を含めた臨戦態勢に入って来た。41歳のベテラン黒田が、自らの事以外にも若手投手陣の生きた教材として注目を集めている。

 黒田は沖縄のブルペンで、今キャンプのテーマとして新たにチェンジアップの完成≠目指している。

 黒田ほどの投手が、なぜいまになって新球?

 41歳になる彼はさらなる進化を遂げようとしていた。「新球が増えれば、さらに視界が広がる」ピッチングに入ると、必ずチェンジアップを少なめだが投げる。

 実は黒田にとってチェンジアップは新球ではない。かつての広島時代にこのチェンジアップを効果的に使いこなしていた。三振や併殺に打ち取り、ピンチを乗り切って来た。

 ところが1999年の巨人戦で、打者杉山捕手の頭部に死球を与えたことで投げなくなった。「相手に失礼だからもう投げません」と残した言葉を記憶している。それ以来黒田の右腕からチェンジアップが消えた。

 メジャー時代(ヤンキース)の黒田の武器はスプリットだった。カウントを取り空振りを奪う。内野ゴロに打ち取るこの1球の中身には、細かく分析すれば3種類″の球種が潜んでいる。変化球の他にシンカー、カットボール、ツーシーム、カーブ、スライダー、シュート。多種多様のボールを操る。つまり黒田にとってチェンジアップは新球ではなく、あの事件∴ネ来長い間しまい込んでいたものだ。あえて私流に言うならば、自らは新球としてアピールしながらも相手チームに考えさせる作戦かも。

 沖縄の後半には「開幕も早まったし、肩、ヒジ、足と万全の状態にしておきたい。若い人たちにも聞きに来れば耳を貸す」と生きた教材は若い投手にも積極的に意見している姿も。元広島の監督だった達川光男さんは「黒田は完ペキ主義者。実績が証明している。大瀬良ら若いピッチャーにも教えている。何ものにもかえられない。投手陣が彼がいることによってレベルアップすることは間違いない」と黒田効果を一番に上げていた。

プレスネット2016年2月27日号掲載


   
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