ジモ通トップ > 今日も野球日和 第54回 「ドラ1右腕・加藤拓也 研究心旺盛、主力投手になりうる」

今日も野球日和

第54回 「ドラ1右腕・加藤拓也
       研究心旺盛、主力投手になりうる」


春季キャンプ初日、ブルペンで投球するルーキーの加藤(2月1日=日南市天福球場)

 広島のドラフト1位の加藤拓也投手(22)=慶大=が、日南キャンプで悪戦苦闘の中で大物≠フ片りんも見せる。東京六大学史上、通算勝利数で最多の26勝右腕は、連覇への即戦力として期待が掛かる。

 キャンプ前半の7日、11日のシート打撃で登板した。大学では豪腕といわしめた。ケージ裏の緒方監督の熱視線の中で、さすがと思わせるピッチングを見せた。

 日増しに威力を見せる直球。ただ、荒れ球の制球難に不安をのぞかせた。加藤は、緊張した様子もなく「ストライクゾーンへのボールはある程度手応えがあったが、抜けるボールに課題がある」と心配を冷静に分析した。

 一つ付け加えるならば、体重92キロをのせての球質の重さが特徴と見る。実戦登板で気になったのが制球力。加藤は、「しっかり投げ込んで一つずつ修正していく。投げ込みと実践を積んで自分なりのしっかりした感覚をつかんでいきたい」。

 慶大・野球部の大久保監督は「加藤の野球に対する探究心には感心していた。頭が良くてハートも強い。難題は地道な努力で道を切り開いていくタイプ」と心強い言葉。六大学野球最終戦の早大を相手に、中一日を挟んで2試合に完封・完投勝ちをやってのけたことも高く評価する。

 こだわりも人一倍強い。加藤は学生時から始めた筋力トレーニングを、このキャンプ期間中も続けている。


日南キャンプ期間中、スタンドは超満員の大盛況ぶり

 日南のブルペンに目を向けると、若手投手陣の競争が激化している。大瀬良、岡田、九里、薮田。もちろん彼らのライバルの中に加藤もいる。

 畝ピッチングコーチは「黒田投手が抜けて、若いピッチャーの意気込みが違う。加藤も力があり、みんな競争の中でレベルを上げてくれたらと期待している」と目を細める。

 ドラフト1位ルーキーが、いまだに口にしないのが新人王のタイトルだ。「目標、数字よりチームを勝たせること。少年たちが憧れる選手になりたい」と謙虚な姿勢は崩さない。あえていうのならば先発、中継ぎと与えられたポジションを全うすることが「いまの目標です」と静かに結んだ。

プレスネット2017年2月18日号掲載


   
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