ジモ通トップ > 今日も野球日和 第55回 「不惑の新井が鉄人・金本(阪神監督)を追う」

今日も野球日和

第55回 「不惑の新井が
           鉄人・金本(阪神監督)を追う」


日南に居残って黙々と練習する不感の新井選手

 不惑を迎えた新井が、ドロ臭く<}イペースのキャンプを送っている。宮崎・日南でのキャンプを終え、第二次キャンプの沖縄には参加せず、首脳陣から打ち込みを主体として「自己流練習」を託された。

 「去年はキャンプ初日から全力で必死にやった。体の具合も良かったし、アピールもしたかった」と今年の新井は少し様子が違う。

 昨年と変わらないのは、朝の特守≠ニ昼のランチ特打≠セ。昼食を取る若手選手の目の前で、新井の打ち込む打球は鋭く放物線を描いて外野フェンスを直撃する。

 「体調は悪くないですね。体幹も下半身も徐々に上がってきている。バッティングも自分の感触をつかみつつある」とキャンプの進行に合わせて、状態は向上している。

 緒方監督は「彼ぐらいになると周囲を気にしたり、手を抜いたりすることはない。ナインへの気配りもあるし、本人に任せる」と新井は「日南残留」を希望。基本的には、練習メニューのローテーションには入らず、別メニューでやってきた。

 沖縄では練習試合、オープン戦と実践形式が続く。

 新井の出番はなく、若手(2軍)に交じって、黙々と新井メニュー≠こなしていく。オープン戦参加は「3月に入って」と首脳陣は考えている。

 1月30日で満40歳。プロ生活も19年目。1999年入団の広島から、2008年阪神へFA移籍。ずっと尊敬する兄貴、恩人と慕った金本(現阪神監督)の後を追った。「金本さんにはいろいろ叱咤(しった)激励されてきた。特に気を抜いたときなど、こっぴどく怒られた」。

 金本への熱い思いは、いまも変わりない。「あの人の影を追っても追いつかないが、練習に対する面影は忘れない」。

 40歳を過ぎても再三のケガから不死鳥≠フごとくよみがえった鉄人・金本を、新井は、いまあえて追 いかける。

 4番に座り2000本安打、350本塁打。優勝。MVP。もう万感の思いは過ぎ去った。

 「打順のことは首脳陣が決めること。自分は与えられた仕事にベストを尽くしてやるだけ。年々厳しくなるのは覚悟している」。風格を持ってドロ臭く、練習に明け暮れる不惑の新井だ。

プレスネット2017年2月25日号掲載


   
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