■ 2017年3月18日号

「勉強は居間」が主流!? 新しい商品が登場 リビング学習最前線

 「東大生は居間で勉強していた」などという説があり、数年前から話題の「リビング学習」。リビング学習向けの机が販売されるなど、主流になりつつある。住宅メーカーや家具販売店に、最新情報を聞いた。(小林)

リビング学習の利点
 ・親の目が届く
 ・子どもが質問しやすい
 ・多少の騒音の中で勉強することで集中力が身に付く

リビングの雰囲気を壊さず スペース活用する家具が好評

 リビング学習向けの家具も数多く販売されている。広島市西区の井口家具百貨店では、リビングの雰囲気を壊さない、ナチュラルなデザインの机や棚などを販売。好評を博している。一般的な学習机とは異なり、場所を取らないので、リビングの限られたスペースを有効活用できる。

 また、子どもが成人した後も一般的な家具と同じように使えて便利だという。「リビング学習用の家具は年間を通して、よく売れている商品です。入学時に学習机を買わなかったという方が、後から買いに来るケースも多いです」と同店の倉西敏生さん。

写真右…絵の具道具、ランドセルなどが収納できるマルチラック(メーカー希望小売価格4万9500円〜、色違いあり)※価格は税抜き

写真上…組み合わせ型デスク「ボナシェルタ」(メーカー希望小売価格5万2000円〜、サイズ・色違いあり)。シンプルで飽きのこないデザイン。ブックスタンドの位置を変えるだけで低学年から大人まで使える。 ※価格は税抜き


集中力の定着や自主学習の習慣 塾講師も効果を実感

修猷学館の徳永雅子塾長

 リビング学習をすすめる塾の講師も。「子どもは親がそばにいるという安心感があり、親は子どもの学習理解度を把握しやすい。特に小学生に効果的ですね」と話す東広島市西条中央の修猷学館の徳永雅子塾長。中高生で自主的に勉強ができ、集中力が身に付いている生徒は、リビング学習経験者の割合が高いという。

 「大切なことは、子どもの質問に親は手を止めて対応すること。逆に集中しているときには口を出さないようにしましょう」とアドバイス。


程よい距離がいいスキップフロア

 階段の踊り場に設けるスキップフロア≠、学習用のスペースとして提案する住宅メーカーが増えている。

 リビングやキッチンから程よい距離で子どもの様子をうかがうことができる。また、子どもにとっては家事の雑音やテレビの音などから少し離れることができるのもメリット。東広島市西条中央5のアイデザインホーム所長の頃末健二さんは「子どもには見守られているという安心感があります。家族には勉強している子どもの邪魔をせずに家事や趣味ができる、と喜ばれています」と話していた。

写真左…子どもの学習だけでなく家族の趣味や仕事のスペースとしても使える。
写真中…広々としたスキップフロア
写真右…キッチンに立つ親の姿が見えるので、子どもたちは安心して勉強することができる


備え付けのファミリーカウンター マンション会社が提案

 リビング学習しやすい部屋作りをしているマンションもある。広島県内で展開中のヴェルディマンションはリビングダイニングの窓辺にオリジナルのファミリーカウンターを設置。キッチンから見える位置で、料理をしながら子どもの学習を見守ることができる。

 新しく東広島市西条中央にできる「ヴェルディ西条ブールバール」でも全戸採用。モデルルームは東広島市西条御条町のヴェルディマンションギャラリーで見ることができる。

写真…ヴェルディ独自のファミリーカウンター。問い合わせはヴェルディマンションギャラリー西条・0120(665)987へ。


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■ 2017年3月4日号

先輩ママ・パパのアドバイス やっときゃ良かった小学校の入学前後


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