中川俊直衆院議員 議員辞職を否定

女性問題発覚後、初の会見

 女性問題の報道で経済産業政務官を辞任し、自民党を離党した中川俊直衆院議員(47)(広島4区)が7月29日、東広島市内であった自らの後援会の会合に出席した後、記者会見を開いた。4月の問題発覚後、初めて会見に臨んだ中川氏は「過去は変えられないが、今回のことは恥じて猛省している。後援会を中心に頑張れという声をいただいた。思いを無駄にしないよう研さんを積み、歩みたい」と強調。議員辞職をしない考えを明らかにした。(中川問題取材班)

 会見に先立って後援会の会合に出席した中川氏は、集まった約250人の支持者らを前に、一連の問題について経緯を説明、謝罪した。その後、後援会の総会と直後の役員会で、議員活動を続行し次期衆院選に臨む了承を得た、という。

 中川氏は、会見の冒頭、「会見が遅れたのは、国会開会中で、(私の会見で)審議が止まる事態があり、政府や関係者に迷惑をかけられなかった。とりわけ、私の心身が著しく故障し、公の場に出ることがかなわなかった。この場で心からおわびをしたい」と涙ぐみながら謝罪した。

 出所進退については、議員辞職をしたほうがいいという思いと、郷土の思いを国政に届けたいという思いの、二つの気持ちのはざまで、心が揺れ動いていた、と心情を吐露。議員活動を継続する決め手になったのは、「後援会の思いと、ある先輩から(二者択一を迫られたら)人間はつらいことを選択すべきとアドバイスをいただいたこと。その意味では、生き恥をさらしてでも、国政の仕事にまい進するのが大事だと。迷うことなく、その道を歩みたい」などと説明した。

 今回の後援会への謝罪で一定のけじめがついたとの考えを示しつつ、「これからは、休んだ分、身を粉にして働きたい」と述べ、控えていた地元行事にも可能な限り出席したい、と強調。6月下旬から続けている支持者や有権者へのおわび行脚については「有権者から許しを得たとは思っていない。2万件でも、3万件でもおわび行脚をして、指導を仰ぎたい」と話した。

 次の衆院選については「無所属となると険しい道になる。ただ、自民党への支援をお願いする以前に、しっかり選挙区を歩いて、自分自身が変わったことを党の先輩に見ていただくことが大事だと思っている」と述べた。


会見の様子


中川俊直氏の女性問題 記者座談会

>>座談会の内容(ザ・ウィークリー・プレスネット 2017/6/29)

>>音声で聞く


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