劇場レビュー

「映画館でしか観られない映画」

 今回紹介する作品は5月12日(土)公開『孤狼の血』です。ご存知の方も多いと思われますが、この作品は広島が舞台で全編が広島・呉で撮影されたTHE広島映画であり、街中の撮影を見たという方やエキストラで出演した方もいるのではないでしょうか?私の知人は予告にチラッと映っておりました。平成版『仁義なき戦い』∞心が火傷する映画∞血湧き肉躍る、男たち渇望の映画≠ネどと宣伝されていますが、まさにその通り映画だと思います。

 物語の舞台は昭和63年暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに捜査する警察と暴力団組織間の激しい抗争を描いています。

 映画の見どころの一つ目は豪華キャストが演じるカッコいい男達です!!役所広司さんは陸王での好演が記憶に新しいと思いますが、予告を観るかぎり陸王とは真逆の人物に見えますが、私個人としては共通する部分があるなと感じました。そして先日最終回を向かえたNHK朝ドラ『わろてんか』に出演していた松坂桃李さんが今回は広島大学卒の熱血刑事を演じております。

 二つ目の見どころは映画館でしか見られない映画ということです。コンプライアンス上でテレビでは表現できない衝撃シーンがあり、人によっては懐かしくもあり、新鮮とも感じられる日本映画。作り手の本気が伝わってきました。

 広島で作られた熱い映画、ぜひ映画館に見に来てください。

(文/T・ジョイ東広島 出満知尚)


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