面倒くさいならプロに頼めばいい。プロの掃除はここが違う。

 今年も、あと1カ月。一年の汚れをすっきり大掃除したいけど…、「正直いうと面倒くさい!」という人は多いはず。それなら、今年は思い切ってプロに任せてみては。料金はかかるが、それだけのメリットはある。(橋本)


リフォーム&ハウスクリーニング
ぽけっと 檜千鶴子代表

 専門家に掃除を任せる一番のメリットは、何といってもプロの技で隅々まできれいになることだろう。素人では落とせない頑固な汚れ、素人では掃除できない場所の汚れがすっきりする。

 中でもレンジフードやエアコンは、素人では表面だけの掃除で終わってしまうが、プロに頼めば分解してからの洗浄。東広島市八本松町正力のリフォーム&ハウスクリーニングぽけっとでは、エアコンについては、同社独自の研修を受けたスタッフのみがクリーニングに当たる。

 同社の場合、洗剤は環境や掃除する人に優しい中性のものを使用。『プロが使う洗剤は強力』というイメージがあるが、中性洗剤は吹きかけるだけで汚れが落ちるような強さはない。しかし、汚れに応じてブラシや掃除の仕方を変えることで効率よく汚れを落としていく。まさしく経験≠ノよる技。

 同社代表の檜千鶴子さんは「共働きの家庭が増えていることもあって、自宅の掃除を専門家に依頼する家庭は珍しくありません。定期的に行う徹底した掃除は、汚れによる故障を防止します。住宅設備をきれいに管理することは財産を守ることにつながります」と語る。

換気扇

べとべと汚れにさよなら 
新品のようにぴかぴかに

 最も掃除しにくい場所にある換気扇。油汚れにほこりがくっついて、ベトベトに…。写真上のように分解して、それぞれをブラシで洗っていく。洗い上がりを触ると、さらっとして、新品のよう。


▲洗浄後のレンジフード。細かい隙間の汚れも落ちている。

浴 室

大きなブラシで洗剤を塗布
付け置き技でつるっときれいに

 ピンク汚れ(菌による汚れ)のひどいバスルームは、まず、室内全体を水でぬらす。次に洗車に使うような大きなブラシで中性洗剤を塗ってしばらく置いた後、スポンジでこすれば写真右のようにきれいに。黒カビがひどい場合は、依頼主と相談して、酸素系漂白剤を使用する。


▲大きなブラシで効率よく洗剤を塗っていく

道具は使い分けが重要

 使用しているプロの道具。といっても写真左の道具はホームセンターや100円ショップでも販売してある。掃除する場所の材質や環境から道具を選ぶ。同社が使っている中性洗剤や写真右の大きなブラシは業務用だが、購入することもできる。


エアコン

内部の洗浄はプロならではの技

 エアコンは、カバー、フィルターなどのパーツを手際良く外して洗う。本体は専用のシートで覆い、高圧洗浄機でエアコン内部を洗浄(写真下)。黒い水が出てきて、フィルターがあっても意外と汚れていることに驚く。写真左は洗浄後、乾いたタオルで丁寧に拭くスタッフ。最後にエアコンを作動、乾燥させて終了。


▲水洗いしたフィルターを光に透かして、汚れが取れたかチェック。細かい洗い残しも見つける目はさすが

編集後記

 気になる料金は、取材したぽけっとの場合、1カ所1万5000円。一年間の汚れをこんなにすっきり落とせるなら…と、魅力を感じた。檜代表はスタッフと清掃しながら、「シンクは一定方向に磨くと、傷にならないのよ」「ぬらして、洗って、乾かす。掃除は髪を洗うのと同じ手順よ」などと、豆知識をたくさん話してくれる。掃除を人に頼むという罪悪感はなく、自分の掃除スキルがちょっとだけ上がったような気さえした。

 リフォーム&ハウスクリーニングぽけっと檜代表がFM東広島(89.7MHz)に出演。掃除のこつや掃除代行事情などについて語ります! お楽しみに!

●11月29日(金)11時台


プレスネット2019年11月28日号掲載



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