• プレスネット連載コラム 発達いろいろ

文/県発達障害者支援センター
(東広島市西条町西条414-31)
相談=電話082(490)3455

常にあちこち動いて落ち着きがない、丁寧に説明しても伝わらないなど、子どもたちの気になる行動。 「年齢としてまだ難しい」など、さまざまな理由があります。 その理由の一つとして、『発達障害』の影響を受けている行動の可能性もあります。
 発達障害についてお伝えしたり、保護者の皆さんからの質問に答えたりして、 発達障害の影響を受けているお子さんへの子育てのヒントにしていただきたいと思います。

過去の記事を読む

>><1> 子どもたちの気になる行動の背景には…

>><2> 自閉スペクトラム症って何?

>><3> 注意欠如・多動症(ADHD)って何?

>><4> 限局性学習障害(SLD)って何?

>><5> 「氷山モデル」の考え方

>><6> 保護者の悩み 読み聞かせなどの活動に最後まで参加することが難しい…

>><7> 保護者の悩み 友達の輪に入ってうまく遊ぶことが難しい…

>><8> 保護者の悩み 思い通りにならないと友達をたたいたり蹴ったり…

>><9> 授業中、キョロキョロ… ずっと落ち着きがない


■ 2018年1月11日号

発達いろいろ <6>

保護者の悩み
読み聞かせなどの活動に最後まで参加することが難しい…

Q.絵本の読み聞かせの時間に、最後までじっとして聞くことが難しく、途中で別のことをし始めます。座って集中して話を聞く他の子を見ると、何でうちの子はできないのだろうと思います。(5歳女児)

A.スモールステップで見通しを伝えた設定が必要です!

 絵本の読み聞かせの時間は発達障害や発達に課題のあるお子さんにとって、見通しをもつことが難しく、何をしていいのか、いつまで続くのかが曖昧で分かりにくい時間になります。そのため読み聞かせの活動に注目し続けることが難しくなっていると想像できます。

 また、さまざまな刺激に 影響を受けて別のところに注目してしまうこともあります。

 まず、お子さんの興味の強い内容、また、お子さんが見通しをもてる量の絵本から始めることはいかがでしょうか。終わりの合図(終わり箱に本を入れるなど)も決めておくとより見通しがもちやすくなります。

 また、刺激の少ない場所で、絵本の読み聞かせをすることも注目を助けてくれます。

文/県発達障害者支援センター(東広島市西条町西条414−31)
 相談=電話082(490)3455


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