• プレスネット連載コラム 発達いろいろ

文/県発達障害者支援センター
(東広島市西条町西条414-31)
相談=電話082(490)3455

常にあちこち動いて落ち着きがない、丁寧に説明しても伝わらないなど、子どもたちの気になる行動。 「年齢としてまだ難しい」など、さまざまな理由があります。 その理由の一つとして、『発達障害』の影響を受けている行動の可能性もあります。
 発達障害についてお伝えしたり、保護者の皆さんからの質問に答えたりして、 発達障害の影響を受けているお子さんへの子育てのヒントにしていただきたいと思います。

過去の記事を読む

>><1> 子どもたちの気になる行動の背景には…

>><2> 自閉スペクトラム症って何?

>><3> 注意欠如・多動症(ADHD)って何?

>><4> 限局性学習障害(SLD)って何?

>><5> 「氷山モデル」の考え方

>><6> 保護者の悩み 読み聞かせなどの活動に最後まで参加することが難しい…

>><7> 保護者の悩み 友達の輪に入ってうまく遊ぶことが難しい…

>><8> 保護者の悩み 思い通りにならないと友達をたたいたり蹴ったり…

>><9> 授業中、キョロキョロ… ずっと落ち着きがない


■ 2018年1月25日号

発達いろいろ <7>

保護者の悩み
友達の輪に入ってうまく遊ぶことが難しい…

 鬼ごっこをしたがりません。友達とうまく遊べず、輪に入って遊ぶことが難しいようです。どのように子どもに教えたらいいですか。(5歳男児)

 ルールや集団の規模を本人に合わせることやゲームの流れを事前に伝えることが大事です!

 鬼ごっこにはさまざまなルールがあります。例えば、「鬼はじゃんけんなどで決めること」「鬼になったら一定時間数えてから追いかける」など。はっきりと先生などが決めることもあれば、友達同士の話でルールが変わることもあります。

 また、「タッチするときは押したりしない」「同じ 子が続いて鬼になれば、他の子をタッチする」など、暗黙のルールもあります。発達障害や発達に課題のあるお子さんの中には、それらのルールを把握することや遊びの見通しを持つことが難しく、活動に参加できない場合があります。

 事前にルールを絵などで伝えたり、順番や鬼になったときの合図を決めたり、まずは友達が遊んでいるところを観察して、見通しを伝える方法もあります。本人に合わせた集団の規模やルールの内容も調整し、スモールステップで進めていくことが必要です。

文/県発達障害者支援センター(東広島市西条町西条414−31)
 相談=電話082(490)3455


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