• プレスネット連載コラム 発達いろいろ

文/県発達障害者支援センター
(東広島市西条町西条414-31)
相談=電話082(490)3455

常にあちこち動いて落ち着きがない、丁寧に説明しても伝わらないなど、子どもたちの気になる行動。 「年齢としてまだ難しい」など、さまざまな理由があります。 その理由の一つとして、『発達障害』の影響を受けている行動の可能性もあります。
 発達障害についてお伝えしたり、保護者の皆さんからの質問に答えたりして、 発達障害の影響を受けているお子さんへの子育てのヒントにしていただきたいと思います。

過去の記事を読む

>><1> 子どもたちの気になる行動の背景には…

>><2> 自閉スペクトラム症って何?

>><3> 注意欠如・多動症(ADHD)って何?

>><4> 限局性学習障害(SLD)って何?

>><5> 「氷山モデル」の考え方

>><6> 保護者の悩み 読み聞かせなどの活動に最後まで参加することが難しい…

>><7> 保護者の悩み 友達の輪に入ってうまく遊ぶことが難しい…

>><8> 保護者の悩み 思い通りにならないと友達をたたいたり蹴ったり…

>><9> 授業中、キョロキョロ… ずっと落ち着きがない


■ 2018年2月22日号

発達いろいろ <9>

保護者の悩み
授業中、キョロキョロ… ずっと落ち着きがない

 授業中、キョロキョロと周囲が気になったり、後ろの席の子に話しかけたり、ずっと落ち着きがありません。どうしたらよいのでしょうか。(小学1年生の男児)

A 注意散漫になってしまう理由をまずは先生と確認してみましょう。

 発達に課題があるお子さんにとって、クラスの環境は複雑で、刺激の多い空間になっている場合もあります。先生の話の中には、重要なポイントもあれば、授業を面白くするための事例や冗談もあります。友達の言動に引っ張られるお子さんもいます。

 その中で、集中が途切れたり、関係ないものを強く 意識して、授業そのものに注目できなくなります。

 授業に集中できる工夫としては、授業の見通しやポイントを見える形で伝えたり、「○○さん」や「大事な話をしますよ」などと注意喚起をすることも大切です。

 黒板周辺に掲示物を貼らないようにしたり、気になるものをカーテンなどで隠したりすることも有効です。

 このようにさまざまな理由が考えられるため、まずは、担任の先生と、本人が注意散漫になっている理由と工夫について話し合われてはいかがでしょうか。

文/県発達障害者支援センター(東広島市西条町西条414−31)
 相談=電話082(490)3455


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