人気のPTC 【東広島調査隊】他の学校では何してる?

 30〜40代の親が子どものころにはなかった小学校での「PTC」。保護者、先生、子どもが一緒になってレクリエーションを行い交流する。年に1回、学級または学年単位で実施されることが多く、内容はクッキング、スポーツ、工作などさまざま。東広島市内では、どのようなPTCが行われているのか。読者アンケートや小学校への取材を基にまとめた。(特別取材班)


運動会の種目の一つとして行われたPTC(河内小)

 東広島市内の小学校36校のうち、30校がPTCを行っている。内容は自由で、保護者役員が企画から進行までを担当するため、バラエティーに富む。地域の人、企業・団体の人を講師に招いた教室・講座を行うところも。

 本紙が高校生までの子どもの保護者50人に「満足度の高かったPTC」を聞いたところ、最も多かったのは「ドッジボール」で、次いで「ミニ運動会」だった。また、4年生で10歳の節目を祝う「2分の1成人式」、6年生で「卒業式のコサージュ作り」を行う学級が複数あった。

 アンケートからは、「親子で一つの物事に取り組むこと」が満足度を上げる要素の一つであることが読み取れる。「何をしよう」と悩むPTCを担当する保護者の皆さん。下表を参考にしてみては。

満足度の高かったPTCはこれ!


車いすバスケットボールをする児童(東西条小)

低学年

●〈1年生〉入学してまだ同じクラスのお母さん方が分からない中、クラス対抗で子どもと一緒に、二人三脚で競技をしてコミュニケーションが取れたのでよかった。(30代・女性、西条)

●〈1年生〉体育館で行ったころがしドッジボールが一番楽しかった。チーム戦で親も子どもも協力して戦うのが面白かった。子どもがはしゃいでいるのを見て、親も笑顔になりました。最後は子どもたちにお菓子の詰め合わせのプレゼントもあり、子どもも大満足。(40代・男性、西条)

●〈2年生〉ジャグリング、バルーンアート、手品などを見た後に、ミニ運動会があった。見る、作る、運動すると、メリハリがあって親も子も飽きずに参加できた。(40代・女性、西条)

●〈2年生〉リトミックの先生を招いて、音楽に合わせて親子でストレッチをしたり、縄を使って遊んだり、楽しく体を動かした。(30代・女性、八本松)


ニュースポーツ「ペタンク」に取り組む親子(久芳小)

中学年

●〈4年生〉フリスビードッジボールは、知らない競技だったが、とても面白く、子どもも楽しんでいた。(40代・女性、西条)

●〈4年生〉2分の1成人式は、恒例の行事で入学当初から楽しみにしていた。子どもたちの小さい頃の写真、感謝の言葉、歌に成長を感じ感動した。(30代・女性、西条)

●〈4年生〉NPO法人のボランティアの方が丸太などの廃材を使って木工教室をしてくれた。作るものが決まっているわけではなかったので、親子で話しながら作らないといけなかった。自分だけの作品ができて、達成感があるようだった。(30代・女性、高屋)

●〈4年生〉広大の天文台を19時から貸し切り、土星と火星を見ました。土星の輪として見える塵(ガス)が鮮明に見えた。なかなか見られないものなので、この土地に住んで良かったと思った。(40代・女性、西条)


シェフを講師に招いたフレンチ作り(入野小)

高学年

●〈5年生〉地域の方にペットボトルロケットの作り方、飛ばし方を教えていただき、親子で一緒に作り、飛行距離を競うなどして白熱したPTCになった。ロケットが飛ばなかったり、変なところに飛んで行ったりと、笑いが絶えなかった。(40代・男性、豊栄)

●〈5年生〉グループに分かれてかかしを作った。グループごとに一つのものを作り上げたので、他の親や子どもとしっかり交流できた。(40代・女性、黒瀬)

●〈6年生〉運動が得意な子とそうでない子の両方が楽しめるようにと、クイズや運動のミッションをクリアしていくゲームを行った。役員だったこともあり、子どもたちの楽しそうな顔が見れたので満足している。(40代・女性、八本松)

●〈6年生〉子どもが絵付けした皿をプレゼントしてくれ、その皿におやつをのせ、ドリンク付きで将来の夢の発表をした。卒業前で、絵付けの皿がとても記念になった。(40代・女性、志和)