マイホーム大作戦! 東広島のプロに聞いた! 快適住まいのキーワード

 新型コロナウイルスの影響で、家で過ごす時間が増えたり、テレワークになったりと、私たちの生活は大きく変わりました。その変化に合わせて、今後の家づくりやさらに快適な住まいにするためのキーワードを、東広島のプロに聞きました。

土間のある家 使い方は人それぞれ。自分らしさを演出する家

特色ある家づくり コンセプトは「土間」
  • 人気の平屋にロフトをプラスしたロフトハウス「ローファー」

    ▲人気の平屋にロフトをプラスしたロフトハウス「ローファー」

  • 吹き抜けのロフト部分に個性を演出

    ▲吹き抜けのロフト部分に個性を演出。耳をすませば、家族の笑い声や素敵な音楽が聞こえてきそう

 東広島市西条寺家エリアに4区画の建売住宅「ローカルヴィレッジ西条」が完成した。それぞれまったく違うテイストを醸しつつも、どこか一体感が感じられる街づくりに仕上がっている。和をテーマにしたフラットハウスは「モニカ」。平屋にロフトをプラスした、ちょ うどいい広さのロフトハウス「ローファー」。家具の時短を叶える使い勝手の良い動線と収納、玄関から直行できるストッカーや土間がうれしい「アレンウェイク」。自分らしく居場所を造れる「B―クラフト」。

 4棟すべてに共通するコンセプトは「土間のある暮らし」。外からのつながり方や暮らしのスタイルによって、趣を変えることができるのが土間の魅力。中でも自分のこだわりを表現できる平屋の「ローファー」にスポットを当て、理想のマイホームについて榎本さんに話を聞いた。

  • 玄関前の収納部屋。趣味としての活用も

    ▲玄関前の収納部屋。趣味としての活用も

  • 株式会社日興ホーム

    ▲株式会社日興ホーム 榎本尚剛さん

 「土間のある家をコンセプトに玄関先に収納部屋、吹き抜けのロフトなど遊び心が満載の家となっています」と榎本さん。庭ではバーベキューが楽しめるように 水道と窯を設置するなど住む人のイメージをかき立てられる家。コンセプトの土間部分は玄関からリビング、キッチンにつながる動線になっており、ホームパーティーやバーベキューなどの利用もしやすい。ロフト部分で演奏をすれば、そこはミニコンサート会場になる。「使い方は人それぞれ。自分らしさを演出できます」と榎本さん。


カスタマイズ コミュニケーションが生まれる 平屋での暮らし

321HOUSE
▲高めの天井が開放的な平屋。家事動線が短いのが特徴
321HOUSE ホームアドバイザー 下野健一さん
生活に合わせて間取りを変化

 シンプルで開放的なワンフロアをベースに、自由にカスタマイズできる家づくりをおすすめしています。壁には調湿効果のある漆喰を、床には柔らかくて足触りの良い国産杉板を使うなど素材にもこだわって、快適な空間づくりを目指しています。

 ワンフロアは、家族構成や暮らし方の変化に合わせた間取りの変更もスムーズ。新型コロナによるステイホーム中には「テレワークできるスペースを造ってほしい」との要望に、フロアの一角に仕切りをつくって対応しました。また、まとめ買い用の大きなパントリーにパソコンを置いて、ワークスペース として活用している人も。アイデア次第でいろいろな使い方ができるのもワンフロアの魅力。つながりのある空間は、どこにいても家族の気配が感じられるので、自然とコミュニケーションが生まれますし、家事動線もコンパクトですよ。

 外からの目線を気にせずにBBQを楽しむ中庭や、炎のゆらめきに癒やされる薪ストーブを設置して、家族とのだんらんを楽しむ人も。住みながら100%にしていく家づくりをお手伝いします。


ガーデンルーム 多目的に使える快適空間でゆったりくつろぎ生活

若田緑地建設
▲ココマのガーデンルーム腰壁タイプ。腰壁が外からの目線を遮るため、安心感がある
若田緑地建設 取締役営業部長 若田勢津子さん
ステイホーム中のワーキングスペースにも

 子どもやペットの遊び場に、趣味を楽しむ部屋に、ステイホーム中のワーキングスペースにと、多目的に活用できる「ガーデンルーム」を設置する人が増えています。ガーデンルームは、「テラス囲い」や「サンルーム」と似ていますが、腰壁を設けたり、断熱性能や日よけ性能を高めたりと、より快 適さを追求したスペースです。

 扉を開けると庭につながり、開放感を楽しむことができるのが魅力です。ゆっくりとくつろぎながらモーニングコーヒーを飲むのもいいですね。私たちの事務所にも設置していて、仕事の合間のティータイムに活用しています。気分が変わっていいですよ。また、庭からでも出入りができるため、応接間として活用することもできます。

 リビングやダイニング、勝手口などの屋外側に取り付けます。折り戸をフルオープンできるものや、両サイドを開放したものなど多種多様な商品があります。好みや生活スタイルに合わせて選んでみては。


機能性重視 あったらいいなをカタチに…

テクナサービス
▲しっくいの壁と無垢材の床のコントラストが美しい「JUST」。
テクナサービス 中原英雅さん
今どきのベーシックスタイル住宅

 デザイナーが関わっている機能性重視の住宅。しっくいの壁と無垢材を使用した床が心地よいリビングをはじめ、至る所に『あったらいいな』をカタチにしているのがテクナサービスが提供する住宅「JUST」。

 和室には天井に杉板をはり、本格的に。天井から床までフルハイドアを使用していることで、開放感を演出。

 リビングやパントリーにも収容スペースを多くとり、生活しやすいように工夫されている。主寝室や子ども部屋にもウォークインクローゼットがあるのがうれしい。

 2階の部屋をつなぐ廊下にはテーブルを設置し、子どもの学習スペースに利用したり、インナーバルコニーに洗濯物を干すときのスペースに利用したりと使い方は自由自在。住む人のこだわりを実現できるようにデザイナーが設計した住宅になっています。


家族ならでは 居心地の良さは空間づくりがポイント

sunoma
▲志和堀のスキップフロアのある家。一段上がったサブリビングは家族をつなぐ楽しい遊び場
sunoma一級建築事務所共同代表 中土居美代子さん
一緒に造り上げて愛着持てる家に

 「浴室に坪庭がほしい」「家事動線を楽に」「庭を眺めながら料理したい」「自転車を置ける広い玄関がほしい」「家族の髪を切ってあげるスペースがあったら」―。家族ごとに暮らし方や大切にしているものは異なります。今もこの先も楽しめる空間をつくるために、将来設計や現在の暮らし方、好みや予算に合わせた「家族ならでは」の家づくりをおすすめします。居心地の良さを追求した窓の配置や生活動線を考えた間取りなど、空間構成はプロにお任せください。標準プランのない自由設計で、家族の願いをかなえていきますよ。

 例えば、志和堀のスキップフロアのある家は、「家族の気配をどこにいても感じたい」「キッチンに立ちながら子どもが遊んでいる様子を見たい」 という家族の声から生まれました。一段上がったスキップフロアは1階のキッチンやリビングと、2階をゆるやかにつなぎます。子ども部屋のロフトや、スキップフロアのハンモックなど、家族ならではの遊び心あふれる、かわいくて楽しい空間が出来上がりました。家づくりの工程で、家族に参加してもらうことも。一緒に造り上げていくことで、特別で愛着の持てる空間となります。


抗菌 しっくいの壁でウイルス対策

しっくい塗料を壁に塗る様子
▲しっくい塗料を壁に塗る様子

 コロナ禍のウイルス対策として注目されているのがしっくい。「日本家屋や城の屋根や壁に使われてきたしっくいには、湿度を快適に保ち、結露を抑制する効果の他、細菌の生育、増殖を抑制する機能があります。しっくいを練り込んだ『アレスシックイ塗料』を既存の壁紙やパーテーションに塗布する施工は、比較的短時間でできることから、今話題になっています」と正光技建東広島営業所。


ログハウス もう一つの自分だけの部屋

本社(広島市)で展示中のミニログハウス
▲本社(広島市)で展示中のミニログハウス

 「庭に建てて自分だけの空間」「郊外へ建てて簡易別荘」としてミニログハウスが注目されています。タイプによってはDIYできるものも。目安として、約6畳のミニログハウスなら2人で9日ほどで組み立てられます。「キットを購入して、自身で建てる人も多いです。小屋型のサウナ(約3畳〜)もあります。部屋としても使えるので、これからの一押し商品です」とノーム東広島営業所。